インフレを吸収し、持続的な成長へ
株式会社すかいらーくホールディングス
代表取締役会長CEO 谷 真
代表取締役社長COO 佐藤 拓男
日頃は格別のご厚情を賜り誠にありがとうございます。
8月13日に公表しました2026年度第2四半期決算および事業戦略についてご報告いたします。
決算概要
上半期業績: 増収増益。ガイダンスに対して順調に進捗
- 売上高: 2,425億円(前年比+9.7%)
- 事業利益(※1):170億円(前年比+13.4%)
- 営業利益:169億円(前年比+20.9%)
- 中間利益:102億円(前年比+29.2%)
- ROE:10.2%(前年比1.2%)
- 既存店売上高: 112億円の増収、前年比106.5%
- 新店・業態転換:108億円の増収
- インフレ影響58億円に対し、計78億円打ち返し(既存店成長・原価低減策:61億円、新店・業態転換:17億円)
(※1)事業利益:売上高から売上原価および販売費及び一般管理費を除いた金額。本業の利益を示す指標
通期ガイダンスおよび配当予想を上方修正
好調な業績と足元の事業進捗等を踏まえ、上方修正後の数値は次の通り:
- 売上高: 5,000億円(年初ガイダンス比+100億円)
- 事業利益:370億円(年初ガイダンス比+10億円)
- 営業利益:350億円(年初ガイダンス比+15億円)
- 当期利益:205億円(年初ガイダンス比+10億円)
- 年間配当予想: 27.00円(期初予想比+1.00円)
インフレ想定
インフレ想定は145億円に増加の一方、売上増加、原価低減により年間のコストプッシュ額を凌駕
- 第2四半期のインフレ影響は想定内で着地
- 年間のインフレ影響額は期初想定より+15億円増加する見込み。売上増加、原価低減により年間のコストプッシュ額を吸収し、ガイダンスを上方修正
成長戦略
消費の二極化への対応を継続強化
ブランドポートフォリオの活用
- 多様なブランドの最適展開により、「高付加価値・体験価値」と「バリュー」を求める二極化に対応し、客数と客単価の両方を追求 → インフレ対策と体験価値向上
メインブランドにおける対応の一例
- バリュー対応: 「ガスト食堂」・・ガッツリ需要への対応
- 高付加価値・体験価値対応: 「夢庵 ジンギスカンフェア」・・本場の味を卓上で焼く体験価値
アプリ基盤を強化し、業績を拡大
- 約1,600万人のアプリ会員基盤を強化:アプリ会員は来店頻度、客単価ともに高く、顧客ごとのクーポンやメニューレコメンドなど、AIを活用してアプリの利便性を進化
- 新たな広告チャネルやIPコラボにより来店動機を促進→新規顧客の獲得と会員化
- 新規会員登録キャンペーンによりアプリ会員数を増やし、顧客基盤を強化
M&Aによる成長
資さんうどん (2024年10月グループ入り)
- 国内: 転換を中心に出店展開。2026年6月末には買収時の74店から110店へ拡大
- 海外:2026年6月出店の台湾1号店が非常に好調。台湾は今期中に3店舗、中長期的に100店舗以上を目標
→東南アジアへの水平展開も検討中
しんぱち食堂 (2026年4月グループ入り)
- 当社のグループリソースを活用して出店候補地の選定を推進
→今下期・来期へかけて出店を加速
- 2030年目標: 店舗数(海外含む)300店以上、EBITDA 60億円以上
積極的な店舗展開
- 2026年上期は、新規出店21店、業態転換26店、店舗改装113店を完了し、計画通り進捗
- しんぱち食堂がグループに加わったことで、新規出店を加速
2027年4月に導入が見込まれる飲食料品の消費税減税により、店内飲食への一定の影響が想定されます。
減税の恩恵を受ける消費者の皆様に向けて、7%の可処分所得の増加を外食消費に振り向けていただけるための「魅力ある商品」を準備いたします。
あわせて「宅配・テイクアウト」事業を強化することで、グループ全体の業績を引き上げ、安定的な成長を目指してまいります。
ステークホルダーの皆様におかれましては、引き続きご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。
2026年8月13日
株式会社すかいらーくホールディングス
代表取締役会長CEO 谷 真
代表取締役社長COO 佐藤 拓男
2026年度第2四半期決算説明会資料へ