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プラスチック対策

プラスチック方針

すかいらーくグループは、脱炭素社会の実現、環境負荷低減のために、脱石油由来プラスチックの取り組みを推進します。

  1. プラスチック使用量を削減、減量化します。
  2. 容器包材、カトラリー、ストローなどの使い捨てプラスチックは、石油由来の素材から環境に配慮した素材へ転換します。
  3. 必要なプラスチックは、再生材や環境に配慮した素材のものを使用します。

ガバナンス

当社は、グループ横断的にサステナビリティ経営を推進する「グループサステナビリティ委員会」を設置しております。「グループサステナビリティ委員会」では重要課題(マテリアリティ)である「プラスチック対策」に関連する方針、目標、取組みや進捗について審議、監督し、取締役会へ定期的に報告しています。
また、グループサステナビリティ委員会の下部組織として包材検討分科会を設置し、石油由来プラスチック削減に取り組んでいます。

「プラスチック対策」に関するKPIについて、担当する執行役員やディレクター(部長クラス)ごとに目標を設定しています。その達成状況は個人の業績評価(賞与の変動幅や評価クラス判定)に直接連動する制度としており、実行力を伴うガバナンスを確保しています。

推進体制

戦略

当社グループが、宅配・持ち帰り用の容器包材など、使い捨てプラスチック製品を提供し続けることにより、地球環境はもとより、社会やお客様へも大きな悪影響を及ぼすと考えています。
マテリアリティ「プラスチック対策」について、以下のリスクと機会を特定しました。

リスク/
機会
内容 発生
可能性
財務
インパクト
リスク プラスチック関連規制の厳格化や、代替素材(環境配慮型素材)への切り替えによる対応コスト増
プラスチック対策の遅れによる企業イメージの低下、お客様減少
機会 他社に先駆けた対応を実施することでの、「エコ・ファースト企業」認定等の信頼獲得、お客様増加

リスク管理

「プラスチック対策」に関連する中長期的リスク・機会は、グループサステナビリティ委員会が統括し、リスク全般についてはグループリスク・コンプライアンス委員会が統括しています。両委員会は連携し、対処すべきリスクごとに主管部門を定め、適切な予防・対応措置を講じます。
両委員会での審議内容は社外役員にも情報共有され、リスクマネジメント体制の透明性確保に努めています。また、社外役員を両委員会のアドバイザリーとし、社外の視点での指摘やアドバイスを受ける体制としています。取締役会は、グループサステナビリティ委員会からの定期報告を受け、リスクの状況と管理体制を監督しています。

指標と目標

主な指標 KPI
2030年 2050年
使い捨て石油由来プラスチック使用量 2020年比50%削減 ゼロ

容器包装材における環境負荷低減への取り組み

資源を無駄にしない持続可能な社会の実現に向けて、当社では以下の通り定量目標を定め、全社を挙げて容器包装材の環境負荷低減を推進しています。

宅配・持ち帰り用等の全容器包装において、2030年までに2020年比で50%削減

推進体制

石油由来プラスチックの削減および上記目標の達成に向け、グループサステナビリティ委員会の下部組織として「包材検討分科会」を設置しています。分科会の活動状況や目標の進捗は、同委員会を通じて取締役会へ定期的に報告されます。

分科会の主な役割と活動内容

  • 評価・選定の仕組み化
    新規導入するすべての包装材に対し、環境負荷を評価し選定する仕組みを構築しています。
  • 研究開発とテスト
    関係部門が連携し、サプライヤーとの情報交換や代替素材(植物由来など)のテストを継続的に実施しています。
  • 現場視点の反映
    実務担当者の知見と時間を充てることで、現場での使いやすさと環境配慮を兼ね備えた容器包装の検討・切り替えを進めています。
  • 全店展開の推進
    取り組みの立案や実証実験を通じて生じる課題を抽出し、マニュアルなどを策定して全店舗へ展開しています。

包装材に関する具体的な取り組み

使用後の環境負荷を低減するため、分科会を中心に以下の代替ソリューションやオペレーションの移行を順次進めています。
  • 環境配慮型素材への切替えと使用拡大
    紙製などのリサイクルに適した素材や、植物由来などのより環境負荷が少ない持続可能な素材の活用を優先的に検討し、使用を拡大しています。
  • 有料化による使用量の削減
    包装材を有料化することで、全体的な使用量の削減に努めています。
  • オペレーションの変更(常設廃止)
    包装材の常設を廃止し、お客様へ要不要を尋ねるオペレーションへと移行しています。

  単位 2025年 2026年
目標 実績 目標
プラスチック包装材使用量 941 924 734

プラスチック使用量の計測

発注データ、在庫データをもとに、毎月プラスチック使用量、重量、コスト、石油由来比率を算出しています。これらのデータをもとに、各分科会内で対策を検討し、石油由来プラスチックの削減に取り組んでおります。

活動事例

石油由来プラスチック削減の取り組み

近年、廃プラスチックによる広域的な海洋汚染や地球温暖化が、世界的に深刻な環境問題となっています。全国に約3,100店舗を展開する企業として、私たちはこれらの環境問題にいち早く対応することが社会的責任であると考えております。
このような認識のもと、当社は2018年より石油由来プラスチック製品の削減に段階的に取り組んでいます。特に、持ち帰り用および宅配用の使い捨て容器については、従来の石油由来プラスチックから、より環境負荷の低い素材への切り替えを推進しております。具体的には、生産過程におけるCO₂排出量が少ない、天然素材であるタルク、さとうきびの搾りかすから作られるバガス、そして紙素材を用いた容器を、サプライヤーとの協業により新たに開発し、順次導入を進めております。

2018年からの歩み
  • 画像:これまでの取り組み1
  • 画像:竹割り箸の個包装をプラスチックから紙に変更
  • 画像:Eco & Healthy 人においしく、街に美しく。 すかいらーくグループは、環境問題や人々の健康などの社会問題の解決に取り組み、地域の皆さまに愛されるレストランを目指しています。環境保護を目的にテイクアウト・レジ袋を、植物(サトウキビ)由来の原料に切り替えています。
  • 画像:2022年1月より、持ち帰り・宅配のカトラリー(スプーン・フォーク・ナイフ)を木製に変更いたします。
2018年8月 石油由来の使い捨てプラスチック製ストローの使用を中止することを発表
2018年12月 トウモロコシ原料の生分解性の「すかいらーくバイオマスストロー®」を提供
2019年7月 グループ全店でプラスチック製ストローの使用中止を完了
2019年12月 レジ袋をバイオマスプラスチックに変更
2020年2月 カトラリーを石油由来のプラスチックからバイオマスプラスチックに切替
2020年8月 竹割り箸の個包装をプラスチックから紙に変更
2020年9月 持ち帰り・宅配容器の一部を「タルク(石灰)」50%以上の素材に変更
2022年1月 バイオマスストローをFSC認証の紙ストローに変更
2022年2月 カトラリーをバイオマスプラスチックから木製に変更
2022年12月 第12回バイオマス製品普及推進功績賞を受賞(日本バイオマス製品推進協議会)
2023年1月 持ち帰り・宅配用カトラリー(フォーク)を竹製に変更
2023年1月 カトラリー・レジ袋・もったいないパックを有料化

特定プラスチック使用製品の削減目標

テイクアウト・宅配用カトラリー、ストローの使用量
2020年使用量実績 156t
2022年使用量目標 39t(▲ 75%)
2023年使用量目標  0t(▲100%)

プラスチック製ストローの廃止

当社はプラスチック使用量削減の取り組みとして、2022年1月よりすかいらーくグループ各店舗の従来のバイオマスストローを、さらにFSC認証の紙製ストローに変更いたしました。

ストロー切り替えによる効果(使用量)
  • 2018年対比で89%削減済
2018年 約1億本
2019年 約3,100万本
常設廃止、必要なお客様にのみ「すかいらーくバイオマスストロー®」を提供
2020年 約1,100万本
お客様に資源保護のご理解とご協力をいただき、年々使用量が減少
これまでの取り組み
2018年8月 2018年12月~ 2019年7月 2022年1月~
ステージ01 ステージ02 ステージ03 ステージ04
石油由来の使い捨てプラスチック製ストローの使用を中止することを発表 トウモロコシ原料の生分解性の「すかいらーくバイオマスストロー®」を提供 グループ全店でプラスチック製ストローの使用中止を完了 バイオマスストローをFSC認証の紙ストローに変更
  • ※ 約3,000店舗で実施
  • ※ 2018年対比使い捨てストロー使用量89%削減済
画像:これまでの取り組み1 画像:これまでの取り組み2 画像:これまでの取り組み3 画像:これまでの取り組み4
ストローの仕様
  • FSC認証の紙製ストローをドリンクバーご注文の“希望する”お客様へ提供

竹割り箸の個包装をプラスチックから紙に変更

2020年8月8日(土)より順次、すかいらーくレストランツ全店で、竹割り箸の包装をプラスチックから環境に優しい紙に変更しました。

画像:竹割り箸の個包装をプラスチックから紙に変更

レジ袋をバイオマスプラスチックに変更

2019年12月、テイクアウト・レジ袋を石油由来のプラスチックから環境に優しいバイオマスプラスチックに変更しました。
バイオマスプラスチックは、生物資源(バイオマス)から作られた合成樹脂で、当社で導入した素材は植物由来(ポリ乳酸・とうもろこし)の原料から作られています。
2023年1月から、限りある資源を大切にする観点からテイクアウト用のレジ袋を有料化させて頂きました。(1枚5円)

画像:Eco & Healthy 人においしく、街に美しく。 すかいらーくグループは、環境問題や人々の健康などの社会問題の解決に取り組み、地域の皆さまに愛されるレストランを目指しています。環境保護を目的にテイクアウト・レジ袋を、植物(サトウキビ)由来の原料に切り替えています。

カトラリーをバイオマスプラスチックから木製に変更

2020年2月、テイクアウトや宅配用カトラリー(スプーンやフォーク、ナイフ)を石油由来のプラスチックからバイオマスプラスチックに変更しました。さらなるプラスチック使用量削減の取り組みとして、2022年1月よりすかいらーくグループ各店舗の持ち帰り・宅配用のカトラリー(スプーン・フォーク・ナイフ)をバイオマスプラスチックから木製に変更いたしました。

カトラリー
切り替えによる効果
  • 2022年の使い捨てバイオマスプラスチック製カトラリーの使用量を2020年比75%削減
  • プラスチック使用量を86トン削減
カトラリー有料化による
使用量削減効果
  • 2022年比で2023年は75%削減