活動事例
労使関係
すかいらーくグループでは、経営上の課題については、労働組合から業務の現況をふまえた提言を受け、活発な議論を行っています。人事制度等の運用や改定についても十分に協議した上で実施しています。このような労使の関係により、企業運営の客観性や透明性を担保するとともに、様々な施策の実効性と確実性を高めています。
従業員の代表である労働組合がマネジメントと関わる具体的な仕組みとしては、中央労使協議会を年2回以上開催し、各業態ごとの課題に関して協議をする労使協議会を毎月開催、人事制度や労務等の課題を人財管掌部門と協議する労使連絡会等を定期開催しています。
超過労働時間の削減
すかいらーくグループでは労働関連法の遵守徹底に加え、労使が協力して長時間労働の抑制や年次有給休暇の取得推進に取り組んでいます。
超過労働時間に対しては、過重労働者に対して上長および人財管掌部門からの毎月の後追いを行い、改善対策を実施しています。また営業部の上級管理職が参加する労務改善会議を毎月開催し、残業・公休取得等の労務データを共有し、労務リスクへの対策を講じるとともに、具体的成功事例を共有して営業部全体への横展開につなげています。
生活賃金支援(仕事と家庭の両立支援)
当社では、国内のみならず、海外の関係会社、またサプライチェーン含めて、最低賃金の遵守は当然のこととして管理を徹底しています。
すかいらーくグループでは従業員がワークライフバランスを保ち、育児や介護などと両立しながら安心して働くことができるよう、様々な制度を設けています。一例として勤務エリアを限定した社員については小学校卒業まで育児短時間勤務制度の適用を受けられるようにしています。
また、18歳未満の子どもを扶養する社員へは、子ども1人につき毎月10,000円を支給し、生活賃金の支援、仕事と家庭の両立を支援しています。