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健康・栄養

健康と栄養

方針・考え方

すかいらーくグループは、近年高まるお客様の健康志向にお応えし、健やかな食生活を支えることを基本方針としています。提供する食事が健康に及ぼす潜在的な負の影響を適切に認識・軽減し、健康維持の基準に照らし合わせた製品開発を継続して推進します。

多様なニーズに応えるメニュー開発と選択肢の提供

栄養バランスやカロリー、低脂肪を意識した野菜たっぷりメニューや糖質ひかえめメニューの開発に加え、全商品のポーションサイズの適宜見直しを行っています。また、お客様の年齢や体質、その日の体調に合わせてお選びいただけるよう、豊富なメニューバリエーションとボリュームの選択肢をご用意しています。さらに、サイドメニューやトッピング、ソースなどを複数取り揃え、お客様ご自身で自由に組み合わせられるよう工夫しているほか、不足しがちな栄養素を補うメニューの研究開発にも取り組んでいます。

適切な情報開示と健康的な選択を支える環境整備

お客様が安心してメニューを選べるよう、塩分やカロリー、原産地、最新のアレルギー情報の適切な開示に努めています。あわせて、健康への負の影響が少ない付加価値の高い製品を日常的に選択していただけるよう、情報提供の優先順位や価格設定を含めた多角的なアプローチを行っています。今後はデジタルメニューブックを活用し、お客様一人ひとりに最適な栄養のご提案ができる仕組みの開発にも取り組んでまいります。

適切な情報開示と健康的な選択を支える環境整備

お子様連れのご家族には、食事の時間を最大限楽しんでいただけるよう、栄養バランスに優れたメニューや低アレルゲンメニュー、食事を通じて学べる「食育メニュー」を提供しています。また、環境や品質への配慮として、むさしの森珈琲、chawan、La Ohanaでは、100%オーガニック珈琲豆とレインフォレスト・アライアンス認証豆を使用した珈琲を提供(一部商品除く)しており、今後もオーガニック製品のさらなる拡充を目指します。

ガバナンス

当社は、グループ横断的にサステナビリティ経営を推進する「グループサステナビリティ委員会」を設置しております。「グループサステナビリティ委員会」では重要課題(マテリアリティ)である「健康・栄養」に関連する方針、目標、取組みや進捗について審議、監督し、取締役会へ定期的に報告しています。

「健康・栄養」に関するKPIについて、担当する執行役員やディレクター(部長クラス)ごとに目標を設定しています。その達成状況は個人の業績評価(賞与の変動幅や評価クラス判定)に直接連動する制度としており、実行力を伴うガバナンスを確保しています。

戦略

近年、消費者の間で健康や栄養に対する意識が顕著に向上しており、外食に対しても健康的なメニューや栄養バランスへの期待が高まっています。このような状況下において、当社は「食」を提供する企業として、消費者の健康的な食生活を支援し、社会全体の健康増進に貢献したいと考えています。また、このことは消費者からの信頼を獲得し、長期的な企業価値向上にも繋がると考えています。 マテリアリティ「健康と栄養」について、下記のリスクと機会を特定しました。

リスク/
機会
内容 発生
可能性
財務
インパクト
リスク 栄養成分表示はじめ表記ミスによる信頼低下、お客様減少
栄養成分表示の拡大等規制強化への対応によるシステム改修等のコスト増
健康志向の高まりに対する施策の遅れに起因するお客様減少
機会 健康志向メニュー導入によるお客様増加

リスク管理

「健康・栄養」に関連する中長期的リスク・機会は、グループサステナビリティ委員会が統括し、リスク全般についてはグループリスク・コンプライアンス委員会が統括しています。両委員会は連携し、対処すべきリスクごとに主管部門を定め、適切な予防・対応措置を講じます。
両委員会での審議内容は社外役員にも情報共有され、リスクマネジメント体制の透明性確保に努めています。また、社外役員を両委員会のアドバイザリーとし、社外の視点での指摘やアドバイスを受ける体制としています。取締役会は、グループサステナビリティ委員会からの定期報告を受け、リスクの状況と管理体制を監督しています。

指標と目標

主な指標 KPI
2030年 2050年
健康的な食生活に貢献する商品の提供
10品
(1ブランド当)
20品
(1ブランド当)

活動事例

栄養成分の表示

画像:栄養成分の表示

店内のメニューブックおよびデジタルメニューブックには、メニューごとにカロリー、塩分を表示しています。一部の麺類については、全体のカロリー、塩分に加えて、スープに含まれるカロリー、塩分を表示することで、お客様ご自身で摂取量をコントロールしていただけるような工夫もしています。
栄養成分の表示にあたっては、飲食店は食品表示法の栄養成分表示義務化の対象ではありませんが、食品表示法に準じた社内の表示基準として、「販促物表示ガイドライン」を策定し、専門部門のチェックを経た上で表示するなどの厳格な運営により、適法、適正な表示を行っています。

健康、栄養に配慮したメニューへの対応状況と進捗について

画像:健康、栄養に配慮したメニュー

すかいらーくグループでは、健康・栄養に配慮したメニューへの対応として、様々な品目を一度に味わうことのできるバランスプレートや、栄養バランスの取れた定食メニューの充実など、気軽にワンプレートで健康的な食事ができるようなメニューの開発に努めています。
また、セットメニューでは、ライスの量を多め、少なめにしたり、サラダ、ソイブレッドや雑穀米を選択できるなど、お客様の嗜好や健康状態に合わせてアレンジいただける提案をしてまいりました。

現在、当社の全主要ブランドにおいて、ライスを含むセットメニューの100%でポーションの選択を可能としています。また、デジタルメニューブックにより、すべてのお客様が容易にこうした食事量の調節を選択できる環境を整えており、実際に多くのお客様にご利用いただいています。
お客様からの人気が高い麺類のメニューでは、これまで、糖質が気になる方向けに「1日分の野菜」を具材としたメニューや、ほうれん草麺を使用して糖質を抑えたメニュー、さらには、お好みで糖質ゼロ麺、低糖質麺への変更ができるメニューなど、健康に配慮しながら麺類を楽しんでいただけるメニューもご好評をいただきました。

今後も、麺類やデザートなどお客様からのニーズが高いメニューをはじめ、各ブランドのメニューで健康への配慮に努めていきます。
また、これらの健康に配慮したメニューや、100%オーガニック珈琲豆やレインフォレスト・アライアンス認証のコーヒーといった「負の影響がより少ない製品」を継続して提供しています。これらの製品の普及を推進するため、日常的に選びやすい価格帯での提供に努めるとともに、メニューへの分かりやすい表示やウェブサイト、SNS等での情報発信を通じて、お客様がこれらの製品を選択いただけるよう情報共有を行っています。


KPIの進捗状況

マテリアリテイ 2030年KPIに向けた取り組み 主な指標 実績
2021年 2022年 2023年 2024年 2025年
健康・栄養 商品のブラッシュアップ・プロモーションの進化
健康、栄養に配慮したメニューの取り扱い拡大・ウエブサイト等での訴求
栄養成分表示の拡大
健康的な食生活に貢献する商品数※1ブランド当 2 2 4 3.3 5
マテリアリテイ 2030年KPIに向けた取り組み 主な指標 KPI
2026年 2027年 2028年 2029年 2030年 2050年
健康・栄養 商品のブラッシュアップ・プロモーションの進化
健康、栄養に配慮したメニューの取り扱い拡大・ウエブサイト等での訴求
栄養成分表示の拡大
健康的な食生活に貢献する商品数※1ブランド当 5 7 7 9 10 20

お子様向けメニュー

アレルギーをお持ちのお子様がいらっしゃるご家族にも、食事を楽しんでいただけるように、お子様向けの低アレルゲンメニューの提供をしています。

「うちのお店も健康づくり応援団の店」に参画

大阪ヘルシー外食推進協議会の「うちのお店も健康づくり応援団の店」事業に賛同し、参画しています。
この取り組みでは、「主要なメニューの栄養成分表示」「ヘルシーメニューの提供(野菜たっぷり、塩分ひかえめ等)」「ヘルシーオーダーへの対応(量の調節や調味料の別添え等)」など、健康的なメニューの提供と同時に、健康に資するメニュー開発の知見の蓄積を図っています。
その他にも、「足立区の野菜を食べる取り組み」への協賛など各自治体等が推奨している取り組みに積極的に参加しています。

画像:「うちのお店も健康づくり応援団の店」に参画1

画像:「うちのお店も健康づくり応援団の店」に参画2

「お客様の声」のメニューへの反映

お客様相談室を設置し、お客様からの声を商品やサービスの品質向上に活かすため、迅速に対応できる体制を整えています。
お客様相談室に寄せられたお客様からのご指摘、ご意見、ご要望などは、「お客様の声」として経営層に報告しているほか、関連する部門と共有し、業務運営の見直しや商品・サービスの改善を行っています。
メニューについても、お客様のご指摘、ご意見、ご要望を参考に、味やレシピの変更や、メニューの改定を行っています。健康、栄養に関するご意見も多数いただいており、経営陣にも共有し、お客様の健康志向にお応えできるメニューへの反映に努めています。

  • ※ お客様のTwitterの声から導入されたノンカフェインの麦茶2019年4月にTwitterでつぶやかれたご意見に直ちに対応し、7月にはガスト全店のドリンクバーにノンカフェインの麦茶を導入しました。ジョナサン、しゃぶ葉ではノンカフェインの爽健美茶を全店で提供しており、お子様や妊娠中、授乳中のお客様に安心してお飲みいただけるドリンクを提供しました。