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DX(デジタルトランスフォーメーション)

すかいらーくグループにおけるDX推進

1.DX戦略

すかいらーくグループは全社横断的にDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進し、事業活動の変革と2025年戦略ビジョンの実現を目指しています。

デリバリー需要の増加に対応し、配達員専用アプリを導入し、デリバリー効率を最大化します

●注文ごとに自動的に配達ルートが表示される「配達員専用アプリ」を導入、 デリバリー効率の最大化と配達員の採用難度の低下を目指します

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お客様向けデジタルデバイスの活用を通じて利便性の向上に繋げます

デジタルメニューブック(セルフオーダー端末)の導入と機能向上

●主要ブランド全店にデジタルメニューブックを導入し、順次機能拡充中
 -お客様メリット:利便性向上(お好きなタイミングで随時オーダーが可能)
 -当社メリット:ご注文受け作業の削減による店舗生産性の向上、回転率UPによる客数増への寄与
 -スマホアプリとの連動でパーソナライズされた情報提供も準備中

●各種電子決済手段や事前決済システムの導入
 -非接触決済などお客様の利便性向上に繋げる(店内飲食・デリバリー・テイクアウトとも)

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従業員向けデジタルデバイスの活用を通じて店舗作業を効率化するとともに、従業員間のコミュニケーションも活性化させます

●店舗バックオフィス業務の生産性を向上します
 -店舗等へのデジタルデバイス配備(例:動画トレーニングツール「ティーチミー」)
 -客数予測に基づいた各店舗人員配置表を自動的に作成

●グループ横断でチャットルームやウェブ会議の活用を推進した業務改革を実行しています

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DX推進における方策

上記のようなDX推進を実行するために、以下のような取り組みを行っています。

  • 顧客利便性・店舗生産性向上や新規事業に係わるIT投資として
    2022年12月末までに60億円を計上します
  • 事業多角化への対応を容易にするべくマーチャンダイジングシステムを刷新します
  • M&Aにスムーズに対応できるよう、システムインフラのクラウド化・オープン化を実施。
    また、情報セキュリティもさらに強化いたします

2.配膳ロボットの展開

すかいらーくグループでは、全国の各レストラン店舗へフロアサービスロボットの導入を進めており、 2022年中に約2,100店舗に対し3,000台を配置しています。

画像:DX推進5

導入効果

  • 従業員のフロア作業時間が削減され、生産性と接客サービスの向上に貢献しています
  • ピーク時間の回転率が向上し、客数増に繋がっています
  • お子様を中心にロボット活用により楽しさを演出し、話題性により客数増に繋がっています

業務改善事例:ロボット導入店舗(ガスト)における測定結果

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3.DX推進体制

DXおよびIT関連の戦略立案や実装(システムの要件定義・設計等)については、グループ全体のプラットフォーマーとしてすかいらーくホールディングスが全て統括して実行・機能提供し、各子会社は現場(店舗)にてオペレーションを行う体制となっています。
また、すかいらーくグループにおけるDX推進は、専門部隊であるすかいらーくホールディングス IT本部デジタルトランスフォーメーショングループが中心となり取り組みを進めています。
さらに、各部門に業務に精通した専任のDX担当者を配置し、ITソリューションの適用による本部・MDC(工場)業務の変革、並びに生産性の向上を図っています。

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