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メニュー開発

成長ロードマップ図 (第1フェーズ~第3フェーズ)

画像:成長ロードマップ
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中長期成長ロードマップに基づく主な取り組み

原材料高騰の中、値ごろな価格帯を強化し
客数増を目指す

執行役員
商品本部マネージングディレクター (生産・メニュー開発)
加藤 志門

今、世界経済は、エネルギーコストの高騰や食材価格の高騰など、コストプッシュの波が大きく押し寄せ、新型コロナウイルスの影響も相まって消費マインドは非常に厳しい状況にあります。そうした中で、外食に足を運んでいただき、日常における豊かな食体験をしていただくために、当社は20以上の業態を持つ強みを活かし、幅広い利用動機に対応しています。

当社は食体験を楽しむ専門店業態とバリュープライス業態を持っていますが、バリュープライス業態においては、値ごろ感のある価格帯の品揃えを強化することで、客数増を目指します。それを可能にするのは、全国約3,000の店舗と10カ所ある自社セントラルキッチンの製造設備、複数業態の開発ノウハウです。グループ全体で共有し、効率の良い調達、製造、開発を実現することで、新しい利用動機やニーズに迅速かつ柔軟に対応しています。
またコロナ禍で定着した中食・内食需要においても、自社での製造・商品開発を強化し、新たなビジネスモデルへと育てています。

値ごろ感の価格帯を強化

価格にセンシティブな消費傾向が強まる中、2022年4月にガストやバーミヤンでお値ごろ価格帯の商品の拡充を予定しています。具体的には、最もニーズのある500-700円台の主菜の品揃えを強化し、選択肢を拡充することによる来店頻度の向上=客数増を目指します。客単価においても、セットメニューやデザートの魅力度を高め、主菜とともにご注文いただきやすくすることで、単価の維持向上を実現します。

自社セントラルキッチンを最大活用した原価低減策

2021年より、自社セントラルキッチンの内製化(一次加工比率)をさらに強化することで原価高騰の抑制に努めてきました。全社における食材の共通化と一括調達、複数業態にわたる同一食材の一次加工体制の統合と効率良い製造ラインの見直し週7日の物流を6日に見直したことによる物流費削減により、1商品あたりの生産性が向上し、原価低減を実現しています。調達から製造、物流、提供まで一貫した自社サプライチェーンがある強みを最大限に活かし、高まるコストプッシュに対応することで、 顧客ニーズに対応した商品の提供を可能にしています。

新たなご利用動機の創出

ファミレスでお酒を楽しむ需要の獲得

長引くコロナ禍で外食から足が遠のく中、当社は2021年末に9ブランドでアルコール99円キャンペーンを実施し、「ファミリーレストランで気軽にお酒を楽しむ」新たなご利用動機の創出に成功しました。アルコールとともに、低価格のおつまみも拡充したことで、プラス1品のご注文につながり、低価格キャンペーンにも関わらず客単価の向上に寄与しました。

テイクアウト・宅配限定のメニュー開発強化

中食需要が定着する中、中食に特化した新メニュー開発を強化しています。2022年2月に、ガストやバーミヤン、ジョナサンで人気の商品の組み合わせメニューなど中食ならではの新メニューを発売し、予想を上回る好評をいただきました。

通販・外販事業の拡大

楽天・アマゾンを通じて自社ブランドの人気商品を販売しています。2021年12月は前年同期比3.6倍の売上を達成しました。自社セントラルキッチンでの通販・外販専用ラインを増設することで、製造能力も拡大しています。2022年3月には、商品ラインナップを4品から16品まで拡充し、すかいらーくアプリからの注文も可能になりました。2022年4月以降、スーパー・小売り量販店を中心に自社商品の卸販売の商品拡充と販路拡大に取り組み、事業の拡大を図っていきます。

お客様満足度の向上

商品のおいしさの追求

ガストでは、最も販売数の多い基幹商品であるハンバーグの品質向上を図るため、2022年1月末より自社セントラルキッチンにて「ふっくら製法」への切り替えを行いました。夢庵や藍屋では、蕎麦・うどんなど麺類のおいしさの改善を重ねています。
また当社グループ全体で、高まる健康志向に対応するため、野菜たっぷりメニューの品揃えを強化するほか、糖質控えめメニューや大豆ミートを使用した商品の開発を行っています。食を通じて人々の健康的な生活をサポートしていきます。

お客様の声を聞く

お客様相談室や店舗に寄せられるお客様の声全てに、経営陣が毎日目を通し、即座に改善に動くサイクルを構築しています。問題点を早期に発見し、迅速に解決することで顧客の離反を防ぐとともに、顧客ニーズを察知し次のメニュー開発に活かすサイクルを大切にしています。

ビックデータに基づく分析

当社は長年にわたりPOS(販売時点情報管理)データやモバイルアプリのクーポン履歴などのビックデータを蓄積しており、そのデータを緻密に分析することにより商品・価格戦略を立案しています。毎週ビックデータによる分析を経営陣で共有し、細分化された消費者の消費動向をもとに、変化するマーケットを敏感に察知・把握し、求められる商品のスピーディーな開発につなげています。