プラスチック方針・考え方
すかいらーくグループは、脱炭素社会の実現、環境負荷低減のために、脱プラスチックの取り組みを推進します。
- プラスチック使用量を削減、減量化します。
- 容器包材、カトラリー、ストローなどの使い捨てプラスチックは、石油由来の素材から環境に配慮した素材へ転換します。
- 必要なプラスチックは、再生材や環境に配慮した素材のものを使用します。
当社グループが、宅配・持ち帰り用の容器包材など、使い捨てプラスチック製品を提供し続けること、またお客様へ要不要の要望を尋ねるなどのオペレーションを行わないことにより、地球環境に大きな悪影響を及ぼすと考えております。
これに対し、「脱プラスチック」を、当社マテリアリティ(重要課題)に設定し、上記方針を策定、KPIを設定の上、取り組みを行うことにより改善を進めています。
目標
2026年目標
- 使い捨てプラスチック使用量を2020年比で50%削減
- 使い捨てプラスチックにおける環境配慮型素材の比率を50%に
2030年目標
- 使い捨てプラスチックにおける石油由来プラスチック比率をゼロに
特定プラスチック使用製品の削減目標
テイクアウト・宅配用カトラリー、ストローの使用量 |
2020年使用量実績 |
156t |
2022年使用量目標 |
39t(▲ 75%) |
2023年使用量目標 |
0t(▲100%)
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リスク・機会
指標・KPI
活動事例
プラスチック製品の廃止
近年、廃プラスチックによる広域的な海洋汚染や、地球温暖化が世界的に深刻な環境問題となっている中、全国3,000店舗を展開する企業として、そうした環境問題にいち早く対応することが企業の責任と考えています。
2018年より石油由来のプラスチック製品の削減に段階的に取り組んでいます。
2018年からの歩み
2018年8月 |
石油由来の使い捨てプラスチック製ストローの使用を中止することを発表 |
2018年12月 |
トウモロコシ原料の生分解性の「すかいらーくバイオマスストロー®」を提供 |
2019年7月 |
グループ全店でプラスチック製ストローの使用中止を完了 |
2019年12月 |
レジ袋をバイオマスプラスチックに変更 |
2020年2月 |
カトラリーを石油由来のプラスチックからバイオマスプラスチックに切替 |
2020年8月 |
竹割り箸の個包装をプラスチックから紙に変更 |
2020年9月 |
持ち帰り・宅配容器の一部を「タルク(石灰)」50%以上の素材に変更 |
2022年1月 |
バイオマスストローをFSC認証Ⓡの紙ストローに変更 |
2022年2月 |
カトラリーをバイオマスプラスチックから木製に変更 |
2022年12月 |
第12回バイオマス製品普及推進功績賞を受賞(日本バイオマス製品推進協議会) |
2023年1月 |
持ち帰り・宅配用カトラリー(フォーク)を竹製に変更 |
2023年1月 |
カトラリー・レジ袋・もったいないパックを有料化 |
プラスチック製ストローの廃止
当社はプラスチック使用量削減の取り組みとして、2022年1月よりすかいらーくグループ各店舗の従来のバイオマスストローを、さらにFSC認証Ⓡの紙製ストローに変更いたしました。
ストロー切り替えによる効果(使用量)
2018年 |
約1億本 |
2019年 |
約3,100万本
常設廃止、必要なお客様にのみ「すかいらーくバイオマスストロー®」を提供 |
2020年 |
約1,100万本
お客様に資源保護のご理解とご協力をいただき、年々使用量が減少 |
これまでの取り組み
ストローの仕様
- FSC認証Ⓡの紙製ストローをドリンクバーご注文の“希望する”お客様へ提供
竹割り箸の個包装をプラスチックから紙に変更
2020年8月8日(土)より順次、すかいらーくレストランツ全店で、竹割り箸の包装をプラスチックから環境に優しい紙に変更しました。
レジ袋をバイオマスプラスチックに変更
2019年12月、テイクアウト・レジ袋を石油由来のプラスチックから環境に優しいバイオマスプラスチックに変更しました。
バイオマスプラスチックは、生物資源(バイオマス)から作られた合成樹脂で、当社で導入した素材は植物由来(ポリ乳酸・とうもろこし)の原料から作られています。
2023年1月から、限りある資源を大切にする観点からテイクアウト用のレジ袋を有料化させて頂きました。(1枚5円)
カトラリーをバイオマスプラスチックから木製に変更
2020年2月、テイクアウトや宅配用カトラリー(スプーンやフォーク、ナイフ)を石油由来のプラスチックからバイオマスプラスチックに変更しました。さらなるプラスチック使用量削減の取り組みとして、2022年1月よりすかいらーくグループ各店舗の持ち帰り・宅配用のカトラリー(スプーン・フォーク・ナイフ)をバイオマスプラスチックから木製に変更いたしました。
カトラリー
切り替えによる効果 |
- 2022年の使い捨てバイオマスプラスチック製カトラリーの使用量を2020年比75%削減
- プラスチック使用量を86トン削減
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カトラリー有料化による
使用量削減効果 |
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