マテリアリティ
すかいらーくグループは、サステナビリティ方針に基づき、「食」を通じて、持続的な社会とグループの企業価値の向上を実現していくために、すかいらーくグループにとっての重要度とステークホルダーにとっての重要度の両面から分析を行いマテリアリティを特定しました。
マテリアリティ特定プロセス
STEP1 課題の抽出
- SDGsなどの社会的要請、ESG評価機関の調査項目などを踏まえて課題を抽出
- 社内の各部門が長期的視点から自部門の業務領域における課題を抽出
STEP2 優先順位付け
抽出した課題を「すかいらーくグループにとっての重要度」と「ステークホルダーにとっての重要度」の両面から分析と優先順位付け
「すかいらーくグループにとっての重要性」は、方針・戦略、社会的要請や事業内容を捉えて対応すべき課題、環境・社会への配慮の観点から、「ステークホルダーにとっての重要性」は、世の中の動向、ステークホルダーの当社への期待、環境・社会への影響の観点から評価
「すかいらーくグループにとって重要性が非常に高い課題」
食の安全・安心、責任ある調達、お客様志向、食品ロスの削減、脱炭素、栄養・健康維持・増進、多様な人財の活躍・育成、労働環境の整備、DX、食の嗜好の変化への対応、健康経営、物流の安定的な確保
「ステークホルダーにとって重要性が非常に高い課題」
食の安全・安心、責任ある調達、お客様志向、食品ロスの削減、脱炭素、プラスチック対策、環境汚染防止・環境配慮、水資源の保全、生物多様性、教育、児童労働・強制労働
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STEP3 マテリアリティの特定
優先順位付けされた課題を関連部門役員による審議をへて、「サステナビリティ委員会」で審議の上、「マテリアリティ」として決定し、取締役会に報告
特定にあたっては、役員勉強会で外部ステークホルダーとも意見交換を行い、「DX」「生物多様性」を追加
毎年この同じプロセスで見直しをしており、2025年のマテリアリティについては以下に記載しております。
マテリアリティごとのリスクと機会
マテリアリティに基づく目標
マテリアリティに基づく目標については、サステナビリティ委員会で年1回重要性分析を行い、見直しを実施しています。
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マテリアリティに対する取り組み
サステナビリティ委員会で特定した脱炭素や食品ロスの削減等のマテリアリティに関するKPIを担当する執行役員、ディレクター(部長クラス)毎に設定しており、その達否が個人評価につながる制度としています。ここでの評価は、賞与の変動幅に影響するほか、年間での個人の評価クラス判定に影響を与えます。なお、各部長クラスに設定されたKPIは、各部門のメンバーにも共有され、取組みの推進を図っています。
食の安全・安心
推進体制
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健康・栄養
お客様志向
推進体制
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DX
働き方改革
責任ある調達
推進体制
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食品ロスの削減
プラスチック対策
推進体制
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脱炭素
水資源の保全
生物多様性