株式会社すかいらーくホールディングス
証券コード:3197
トップメッセージ
株主の皆様へ
変化を捉える経営と戦略の実行により、
さらなる成長へ
平素は格別のご理解、ご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。
2025年上半期は、増収増益を達成することができました。「店舗中心経営」の推進と、消費の二極化に対応したメニュー・プロモーション戦略により、既存店は好調に推移しました。また、資さんうどんとマレーシアすき屋をグループに迎え入れたM&A効果もあり、ROEは9.0%に伸長いたしました。
順調な業績を受け、今期の中間配当は、1株あたり0.5円増配の8.0円とさせていただきます。(年間配当は20.0円を予定しております)
株主優待については、現行制度の贈呈金額を継続いたします。本年9月発送分よりスマートフォンでの利用も可能になり、利便性が向上しましたので、是非すかいらーくグループの様々な店舗でご使用いただければ幸いです。
外食を取り巻く環境は厳しさを増していますが、成長戦略を着実に実行することで、中期事業計画は財務目標を上回る水準で進捗しています。今後も、既存店の収益力向上、新規出店・海外展開を戦略的に進め、企業価値のさらなる向上を目指してまいります。
株主の皆様におかれましては、今後ともご支援を賜りますようお願い申し上げます。
2025年9月17日
株式会社すかいらーくホールディングス
代表取締役会長 谷 真
代表取締役社長 金谷 実
2025年上半期業績

配当
- 基本方針:配当性向30%(調整後当期利益の30%)を目標としています。
- 2025年度は基本方針に基づき、30.8%の配当性向を予定しています。中間配当は8.0円です(増配0.5円)
株主優待
- 現行の制度・贈呈金額を継続します。
- 2025年9月発送の株主優待券からスマートフォンでの利用も可能になり、利便性が向上します。

中期事業計画の進捗
- 中期事業計画は、売上 想定成長率7%・事業利益 想定成長率20%を上回る水準で進捗しています。
新店の状況(国内・海外)
- 商業集積地、駅前、SCを中心に好立地を厳選して出店を展開しています。
- 既存店対比:売上高132%、利益155%と高い収益を上げています。(2025年上期 すかいらーくレストランツ14店実績)
- 2025年は、国内60店、海外18店を出店予定です。
<国内新店の一例>

<海外新店の一例>

資さんうどん 今後の展開
- 2025年20店舗、2026年30店舗の出店を計画しています。
- 2027年以降、全国展開、海外は東南アジアへの展開を検討しています。
ESGトピックス
NEWS 1:すかいらーくグループで安全・安心な国産米を使用
すかいらーくグループでは、お客様に安全・安心で美味しい食事をお届けすることを第一に考え、お米の品質とその安定的な調達にこだわっています。

生産者・サプライヤーとの強固なパートナーシップ
私たちは、短期的な取引(スポット取引)ではなく、お米の生産者の方々と連携した「三位一体」での複数年にわたる長期契約を基本としています。 生産者、サプライヤー、私たちの三者が長期的な信頼関係を築くことで、安定した調達体制を実現しています。
詳しくはこちら
NEWS 2:太陽光発電を308店舗、3つのセントラルキッチンに導入
すかいらーくグループでは、2050年までのCO2 実質ゼロを目指した取り組みを加速しており、現在までに累計で308店舗、および3つのセントラルキッチンにて、太陽光発電の導入を実施しています。
今後も、すかいらーくグループの調達・製造・物流・店舗運営のサプライチェーン全体で、持続可能な運営を目指し取り組んでまいります。

例:酒々井セントラルキッチン導入
NEWS 3:しゃぶ葉のフードロス削減の取り組み 「こまめどりプロジェクト」が消費者庁長官表彰を受賞
2024 年 4 月からしゃぶしゃぶ食べ放題「しゃぶ葉」の全店で、フードロス削減を目指した『こまめどりプロジェクト』をスタートし、この度、令和6年度「消費者庁長官表彰」を受賞しました。食べ放題は、ついつい取り過ぎてしまいがちですが、お客様が食べきれる量をこまめにお取りいただき、お食事を残さず楽しんでいただく取り組みが「こまめどり」です。1 皿1皿を大切に、お客様と一緒にフードロス削減を目指しています。
<受賞理由>
- ペナルティとしてではなく、ポジティブに参加できる
- 食品ロス削減とともに食育にも寄与している
- グループや業界全体への波及が期待される
NEWS 4:すかいらーく2,600店舗でスポットクルー制度開始
時代とともに、スキマ時間を有効活用して働きたいというニーズが増加しており、全国約 2,600 のすかいらーくグループ店舗の募集シフトをマッチングする単日バイトの内製化を実現しました。2025年7月1日より、本格展開を開始しています。「空き時間に学校の近くで少し働きたい」「帰省の際に、一定期間働きたい」といったニーズにきめ細かく対応した環境づくりを推進しています。

株主メモ
みずほ信託銀行株式会社証券代行部